最強ノンアルレモン缶チューハイはどれ?6種飲み比べ!
缶チューハイの王道といえば何か?
コンビニに缶チューハイを買いに行くよう上司なり先輩なりに頼まれた時、どの缶チューハイを選ぶべきかのか?
ズバリその答えは「レモン味」ではないでしょうか?
「ん?いやいや、白ブドウあるいはグレープフルーツでしょ」なんて、できる男みたいな発言はやめて頂きたい。
求めているのは、そうレモンです。
レモン酎ハイとは、缶チューハイのザ・定番であり、居酒屋でもビールの次にワンクッション入れるにも程よく美味い!
ノンアルとしても外せないのがレモンテイストです!
レモン味とは定番にして王道ながら、その味わいは奥深く、一歩その道を踏み外せば爽やかジュース街道まっしぐら。簡単に見えるものこそ実現が難しいのが世の真理です。
というわけで、どのノンアルレモンが美味しいのか?
6種類を飲み比べてみたので、一挙ご紹介したいと思います。
1. キリン 氷零HYO-REI
グラスに注げばフルーティーに香るレモンのさやわかさ。シュワッと弾ける炭酸は、キツすぎず弱すぎず、レモンの苦味はまさに求めていた苦味。
個人的にはレモンテイストどころか、「キングオブノンアルチューハイではないか?」とも思っているのが、キリンの氷零HYO-REIです。
これがもう、細かい説明なんて本当はいらないくらい。まあ、美味いです。
とりあえず騙されたと思って試してみて欲しい。きっと、ジュースでもお酒でもない、ノンアルという新しい扉が開くはず!
数あるレモンノンアルのなかでも、まさに「コレを待っていた!」というレモン酎ハイ感がきっちり出ています。
もはや全てのコンビニに置いているであろう缶チューハイといえば、キリンの氷結なのですが、氷零はまさに氷結レモンからアルコールを抜いただけ、といった味わい。
字面も氷結と氷零で似ていますしね。ラベルも両者そっくりです。
私は飲むならビールばかりという根っからのビール党なので、ノンアルチューハイはあまり飲まないのですが、これだけは唯一なんどもリピートしています。
たまに不思議と飲みたくなるレモンの味をしているんですよねコレが。
氷零HYO-REIに関しては、この味に惚れ込みすぎて別に詳細なレビューをまとめるほどなので、よければ個別レビューも合わせて参考にしてみてください。
ちなみに、糖類ゼロ、カロリーゼロで、難消化性デキストリンが入っているから、糖や脂肪の吸収も抑えることも期待できるノンアルレモンです。お風呂あがりとの相性もピッタリです。
2. サントリー のんある晩酌レモンサワー
ソースの二度漬け禁止の串カツ居酒屋にありそうな、大将のレモンチューハイといった味わいが楽しめるのが「のんある晩酌レモンサワー」です。
ガツンとくる炭酸とレモンの苦味がその魅力で、これぞまさに「おっさんが好きな」レモン酎ハイ!
もし居酒屋で「のんある晩酌レモンサワー」がジョッキに入って出てくれば、アルコール入りと間違える人もいるだろう……。
居酒屋のレモンチューハイを求めているなら、もはや「のんある晩酌レモンサワー」で決まり!右に出るノンアルはなし。
といったくらいに、その味わいはレモンチューハイしています。
甘みが薄く、苦味のあるレモンの味わいは、キンキンに冷やしたジョッキで飲めば、思わず納得のサラリーマン御用達の味わい。
ただ、欲を言えばもうちょい苦味が欲しいところもあったり。
パッケージと味わいに少しのズレを感じる気もします。美味しいのだけど、遠慮せずもっと苦味くれ、とも言いたくなったり。
他のレモンサワー系ノンアルに比べると「缶チューハイっぽさが弱い」という不思議なところもあり、缶チューハイの味わいを期待していると「んんん?」と首を傾げることになるかも。
あくまで、目指したのは居酒屋レモンといった味わいで、缶チューハイではない感じです。
ちなみに、カロリー、糖質ともにゼロ。
3. サントリー のんある気分レモンサワーテイスト
圧倒的な飲みやすさを誇るのが、ノンアルといえばでおなじみの「のんある気分レモンサワーテイスト」です。
キツすぎない炭酸に、甘すぎないレモン味。
飲みやすいレモン炭酸を極めた一杯は、サワーと呼ぶにはあまりに飲みやすさを極めており、どちらかと言えばジュースに近づいています。
なので、正直なところほぼジュース。
甘くないレモンジュースとして飲めば、もはや完成された味わいなんですよね。圧倒的な飲みやすさを誇るレモンジュースとして飲めば、最強だと感じるほどに。
レモン炭酸ジュースに比べると本レモンサワーテイストの炭酸は抑えめとなっており、むしろそれが飲みやすい。
甘ったるすぎず、後味にほんのりと残る苦味は、酎ハイを彷彿とさせるんですけどね。
4. サントリー のんある気分レモン&ライム
ノンアルレモンに力を入れているのか、種類豊富なサントリーからもう一本!
レモンにライムを加えた、ノンアル缶チューハイが「のんある気分レモン&ライム」です。
のんある気分レモンは、ほぼジュースな味わいなのですが、驚くなかれライムが加わったことで衝撃のパワーアップを遂げます。
ライムの苦味が非常にイイ味を演出していて、欲しかった酎ハイっぽさをグッと引き立てくれています。
缶チューハイの味わいを求めているなら、レモンよりも断然にレモン&ライムに軍配です。これは美味い!
レモンの苦味とライムの苦味が丁寧にマッチしていて、これはジュースと酎ハイの間をいく、これぞノンアルらしい一杯をぐびぐび楽しめます。
ほどよく舌を刺激する炭酸に、レモンの香りとライムの苦味を感じる一杯。お酒っぽさも上手く演出できていて、軽く飲んだ後のダメ押しの酎ハイ代わりとしてもオススメできます。
酎ハイというよりは、カクテルに近い感じもするのですが、そこも良い意味で期待を裏切ってきます。
個人的にはこういうノンアルが好きなんですよね。
ジュースでもなく、かといって完璧なチューハイというわけでもなく、寄せることを意識しすぎていない、ノンアルだからこその味わいです。
5. アサヒ スタイルバランス レモンサワーテイスト
カロリーゼロに糖質ゼロ! 難消化性デキストリン(食物繊維)を配合しているから、食事中の脂肪や糖分の吸収を抑えてくれる。
いわゆる機能性ノンアルレモンがアサヒの「スタイルバランス レモンサワーテイスト」です。
弾けるレモン炭酸と爽快な喉越しはまさに、レモン炭酸ジュースのそれ。
最初に飲んだ印象はまさにコレでした。
飲んで感じるのは、どうしても身体に染みわたる甘いレモン炭酸ジュースなんですよね。
甘いレモンジュースだよなぁ、そう思って炭酸レモンノンアルの世界に浸っていると、最後にふわっと「俺やで」と酎ハイ感のある苦味がでる感じ。
レモン苦いというよりはレモン甘いテイストで、酎ハイかと問われると「んー」ではあります。
ただ、飲みやすさは他のレモンノンアルに比べて抜群でもあり、お風呂あがりともなれば、ひと息で飲み干すことも簡単。グビグビいけちゃいます。
ただ、このどんどん飲める感がジュースっぽいのかもしれない……。
6. チョーヤ 酔わない! レモンっシュ プレミアムサワーテイスト
チョーヤといえば有無を言わせず「梅酒」を想像する人多数だと思いますが、チョーヤからだってレモンノンアルが発売中。
数あるレモンノンアルのなかでも、特筆すべきは「無添加」だということ。
ノンアルチューハイでレモンをお探し、かつ無添加にこだわる人は、「酔わない! レモンっシュ」で決まりです。
酸味料、香料、人工甘味料は一切使用されておらず、着色料もなし。原材料という点においては、気にするところは一切なしです。
では、その味わいはどうなのか?
レモンの酸っぱさを押し出した、スカッと爽やか系のレモンジュースな味わいです。
チューハイやカクテルというよりも、レモンスカッシュなどのジュースにとても近いです。
なので、アルコールのないレモンチューハイを期待して飲むと、思わず面食らってしまうかと……。
酸っぱく甘みを抑えたレモンの味わいは、ちょっと苦手な人も多いのかなという印象もあります。この爽やかテイストは個人的には嫌いじゃないんですけど、少し人を選ぶ味わいかも。
他のノンアルレモンに比べると、味わいとしては最も「うーん」かもしれない。
ノンアルレモンはどれも味が似ている
レモンチューハイを飲んで、「このレモン酎ハイは他とまるで別格!」と感じること、レモンジュースを飲んで、「このレモンジュース美味しすぎ!別格!」と感じたこと、さてどれくらいあるでしょうか?
そう、ノンアルレモンとてそこは同じ。
味わいの違いは、違いに遠すぎるということはありません。
こう言ってしまうと元も子もないのですが、味は似通ってはいます。
それでも今回ご紹介した六種類をオススメ別にわけてみると以下のような感じです。
「自分はノンアル初心者。とにかく美味いのをおくれ!」なら「キリンの氷零HYO-REI」
「俺はおっさんだ。居酒屋のレモンチューハイが恋しい」なら「サントリー のんある晩酌レモンサワー」
「苦味のあるレモンを美味しく味わいたいです」なら「サントリー のんある気分レモン&ライム」
「とにかく無添加で頼む!」なら「チョーヤ 酔わない! レモンっシュ」
といったチョイスが飲みやすいかなと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
では、よいノンアルライフを!