ノンアルはどんな時に飲む?生活にノンアルを取り入る方法
ジュースでもお酒でもない
第三の飲料としても注目を集めているノンアルコール。
お酒に似た味わいながらアルコール度数ゼロ。その味わいはソフトドリンクとも異なる。
ノンアル飲料の聞こえは確かにその通りなのですが、とはいえ何かが引っかるようで、腑に落ちないというか、しっくり来ない人もいるのではないでしょうか?
例えば、飲みたい時はお酒を飲めばイイわけで、気分が乗らないならジュースでよくない?とか。
お酒かジュースのどちらかでよくない?ノンアルである必要ある?
なんて疑問が浮かんできたりするわけです。
ノンアルに対して、車の運転や病気、妊娠で「飲みたくても飲めない人が飲むもの」というイメージを持っている人も多いかなと。かくいう私はそう思っていました。ノンアルは自分には関係ないなあと。
しかし、ひょんなことからビールにサヨナラを告げ、ノンアル禁酒生活を送ること早一年。
辿りついたのが、ノンアルという新たなる選択肢!いや、新たなる新境地です。
驚くことにノンアルを知れば、あえてノンアルを選ぶ日が出てくるのです。今ではお酒とノンアルとジュース(炭酸水)の三刀流をシーンに分けて嗜むほどに。
では、どのように日々のルーティーンにノンアルを取り入れて、どんな時にノンアルを飲んでいるのか?
日々にノンアルを取り入れる方法や、取り入れるメリットについてご紹介したいと思います。
明日に響かない!ノンアルを飲むメリット
そもそも、どうしてノンアルなの?という疑問を浮かべている人も多いかなと思います。
病気や妊娠出産、車の運転、お酒を飲めない体質などなど。いわゆる酔えないという人なら分かるけれど、普通にお酒も飲める人は気にしなくてよくない?
お酒かジュースあるいは水やお茶そのどれかでいいでしょ。お酒なのにアルコールゼロってそれ何さ?
なんて具合に。
確かにそう思う気持ちはわかります。
しかし、それはお酒を飲む人の考え方かなとも思ってみたりです。
というのも、普段からそこまでお酒を飲まない身からすれば、正直「酔いたくない」を根に持っていたりするからです。
甘くない炭酸系の飲みもの、いわゆるお酒的な飲料でグビッと喉を鳴らして気分をスカッとさせたい!
ジュースは甘いからダメなんです。炭酸水より味の濃いものが欲しいんです。お酒くらいの苦い大人の味わいがちょうどいいんです。
しかし、決して酔いたいわけではない、と。
「お酒の味わいと飲み心地は欲しい!けれど酔いたくない!」
そんなワガママな時にこそ、大活躍するのがノンアル。
ノンアルビールをはじめ、ノンアル飲料は味のクオリティは非常に上がっているので、いざ飲んでみると驚くのが想像を超えてくる満足度。
「ビール飲みたいなあ……」という時でも、「とりあえず一杯目はノンアルにしておくか」とノンアルに手を伸ばし、ひと缶あいた頃には、もうビールいらないや、となっていたることも珍しくはなく。
仕事が終わった夜時間に楽しむビールは最高なんですけどね。とはいえ、のきなみ明日の私に被害が及びます。そう、明日という大事な一日が悲鳴をあげがち。お酒を飲むと次の日にけっこう響くのは私だけではないはず。
朝から寝起きは悪し、頭はスッキリしないし、仕事への取り組みは遅くなるわと悪い面もあるわけで、時には飲みたくない日もあるわけです。
さらにお酒のなかでも私の大好きなビールはとにかくカロリー高!
ビールを毎日浴びるように飲んでいると、筋トレでムキムキに育てたお腹も一瞬でたるみます(実体験)。
腹筋を割るのは大変なのに、ズボンの上にお腹の肉を乗せるのは超簡単という辛いのが世知辛い現実です。
ノンアルを上手に1週間に取り入れてみる!
かくいう私は、1週間のうちノンアルとお酒を数日交代くらいで飲んでいます。平均的すると半々といったところ。
酒豪ではないので、1日ビール1缶あるいはノンアル1缶で済ませることがほとんどです。
特にお酒はかなりご褒美的な位置づけにしていて基本的にはノンアルが普段のスタメン。
具体的にはノンアルを箱買いしておいて、ビールは買い物でスーパーに寄った時など限られた時にしか買わないようにしています。
なので、外出を全くしないタイミングだとお酒を買わずしてノンアルで1週間を終えることもしばしば。
これが結構オススメのアルコール制限方法で、とくに禁酒したい人や、体に気を配って休肝日を作りたい人、もちろん禁酒に挫折している人もひっくるめて一度はご賞味あれです。
箱買いしたノンアルを冷蔵庫にビッシリと詰めてみてください。
見事にビールの居場所がなくなりますから。
ノンアルが邪魔になってアルコールが飲めないという状況の完成です。箱買いしたら飲まなきゃ損という心理も働いてノンアルの消費も進むんですよね。
あとは、飲み会などに参加した場合は、よく自宅に返ってからダメ押しのビール一杯を飲んでいたりもしたのですが、これはノンアルに変更しています。
かなり酔っ払ってしまうと、正直なところビールとノンアルビールって、今やほぼ区別がつかないですから。
ならばもう、酔ってしまえばノンアル一択です。
ノンアルを飲まなきゃよかったと後悔する日はない!
飲み過ぎた翌日に必ず待っている事と言えば、そう後悔です。
飲み過ぎて気持ち悪い。どうして途中でセーブしなかったのか。なぜ終電で帰らなかったのか……。
もう二度と同じ過ちは犯さない。というか、もう飲まない!
そう固く心に誓うのですが、ふと気がつけば「またやってしまった……」の繰り返しという人も多いはず。かくいう私にも思い当たる節ありです。
翌朝になってから飲まなきゃよかったと後悔すること、それはもう酒飲みにとっては日常の一部でもあります。
しかし、お酒を飲まずに終えた翌日に「昨日どうしてお酒飲まなかったんだよぉ。飲んでおけばよかった。くそうッ!」なんて後悔することって滅多にないですよね。
お酒を飲まなかったことに後悔することって、まあ少ないわけです。
「今日はノンアルにしておくか。休肝日も大事だ」
と大好きなビールを我慢してノンアルで一日を締めたとしても、翌朝になって「ちきしょう!ビール飲んどきゃよかった!」と激しく後悔することもないです。というか、朝からお酒のことを考えている人は、それはそれで危険な香りもします。
むしろ、飲まずに迎えた朝はスッキリ目覚めてすがすがしいので、ものは試しとノンアル休肝日を作ってみるのもオススメではあります。
ノンアルは認めん!という人はお気に入りのノンアルを見つけよう!
「こんなのお酒じゃゃない!断固としてノンアルは認めん!」
という人って、たまにいますよね。非常にノンアルを毛嫌いする人。
いやまあ、気持ちはわかります。私もかつては酒豪でしたから。最初の乾杯はビールでなきゃ許さんと豪語する面倒な人でしたから。
あくまで私調べではありますが、ノンアルを毛嫌いする人に多いのが、お酒というよりは「アルコールで酔っ払うことが好き」「ノンアルの味を知らない」という特徴を持っていること。これが多いです。
もはやアルコールが入って酔えたらなんでもいい!
という人を相手にノンアル話をすると、「いやいやマズイから。やっぱ酔ってこそでしょ」と相手にされなかったり。
ただ、こういう人に限ってノンアルをほとんど飲んでいないこともしばしば。
大半はお酒を飲みたいのに我慢して飲んだノンアルの味をずっと根に持っていることも多いです。
まあ、運転だからと好きなお酒をグッと堪える辛さはわかりますが……。
そんな断固ノンアルは認めん!という人には、ぜひお気に入りの一杯を探してみるのがオススメです。
私の身近にいた「ノンアルは認めん!」と硬くなに言い張っていた人は、自分好みのノンアルに出会うことで、「お前は認める!」とノンアルを見る目が少し変わっていました。
ほら、お酒だって最初は、「マズッ」と感じた人も多いですよね?
でも、ふと好きなお酒に出会うことでお酒街道が花開くわけです。
ノンアルもまたそれに同じだったりもします。
かくいう私も、自分好みのノンアルを日々のパートナーに加えています。
正直なところ、微妙な味わいのノンアルもすこぶる多いですから。
少しでも参考になれば幸いです。
では良いノンアルライフを!