日本初ハラル認証ノンアルビール!?怪しすぎるニンジャノンアルとは?
無添加ノンアルといえば
無添加ノンアルといえば、「龍馬1865」やドイツ産の脱アルコールビール「ヴェリタスブロイ」あたりが二大巨頭で美味しいのですが、
それでもいや待て、他にも美味しい無添加ノンアルビールがあるはず……
と調査をしていくと、ふと出会うのが「ニンジャラガー」という抜群の異彩を放つノンアルの存在。
そのインパクトたるや、ひとたび出会えば死ぬまで忘れないであろうフォルムです。
・砂漠を思わせる薄黄色のビール缶
・ラベルに大きく黄金に輝くNINJAの文字
・缶の中心には「忍」の一文字が書かれ、その両脇には二人の黄金のニンジャ
・ラベルにびっしり並ぶアラビア文字。
・だけどメイドインジャパン
・右上すみに富士山のイラスト
といった感じで、缶のラベルだけでもすでにツッコミどころ満載!
「いったい誰が買うのか……というか美味しいの?」なんてことが気になったので、ものは試しと取り寄せてみることに……。
そんな私を待ち受けていたのは、衝撃の味わいであった。
怪しいルックスを裏切る味わい!
ラベルにはニンジャ、忍、NINJA、アラビア語でニンジャと、これでもかとニンジャひしめく不思議の世界が広がり、正直「大丈夫……だよね?」という心配感ビンビンなのですが、その怪しいルックスとは裏腹に味わいはやりやがります。
飲みやすはピカイチです!
さっぱりとした口当たりは青島ビールのようであり、バドワイザーのようでもあります。少し褒めすぎかもですが、ラガービールを見事に再現した味わいとなっています。
苦いというよりは、軽くさわやかなテイストになっており、グビグビと気持ちよく喉を鳴らして楽しめることが特徴。飲みやすさは無添加ノンアルのなかでも群を抜いていて、後味だって軽めです。
夏の暑い日には1.5割増で美味しく飲めるであろう飲みやすさは、タイ料理などスパイシーなものとも相性が良い感じ。
ただ、麦の苦味やコクはほんのり感じられるものの、ビール感を求めている人には少し物足りない部分もありけり。
いわゆる日本の「おっさんビール」を求めている人はガッカリする可能性はあるかも。
やや薄味なところがあり、「これぞザ・ビール飲んでるぅ!」感には遠い印象なんですよね。水のごとく飲めてしまうので。
とはいえ、かくいう私はこの得体のしれないニンジャビールを「ええい!いったれぇ!」の勢いで24本いきなりドーンと買ったのですが、なんだかんだで飽きずに飲み切れました。
毎日常飲するにも飽きはこない味わいではあります。
ハラル認証!コンビニに置いてない激レアノンアル!
実は日本初となる「ハラル認証済み」という大きな特徴を持っているのがニンジャノンアル。
「ビールは麦芽、ホップ、水、酵母のみを使用して作るべし!」というドイツが定めたビール純粋令を守ったノンアルとなり、原料の麦芽はドイツ産を100%使用するというこだわりよう。
もちろん香料、保存料、着色料、酸味料等といった添加物は一切使われていません。
健康面においては、もはや非の打ち所はなし!
そんなノンアルがニンジャなのですが、なかでも重要なのがハラル認証済みなこと。
日本は「ハラル認証って何?」という人が大多数なのですが、世界に目を向けると「ハラルやん!ナイス!」と心躍るのがイスラム教の人たちです。
「イスラム教徒は豚肉を食べることができません。宗教上のわけあってね」
ということは多くの人がやんわり知っているのですが、他にもイスラム法に関わる云々から、自分たちが口にできるものなのか、できないのかを気にしているのがイスラム教の人々。
「これって食べて大丈夫?飲んでもOK?」
と何かと首を傾げているわけです。
そんなイスラム教徒たちの強い味方が、そうハラル認証!
専門家が「キミをハラルと認めよう」と判断されたものなら、基本的にはイスラム教徒たちは気にすることなく口にできるというわけです。
つまり、ハラル認証を受けたニンジャラガーは、イスラム教徒たちにとっての強い味方というわけですね。
なるほど、それでラベルにはアラビア語が飛び交っているわけです。
ここで察しの良い人はもう気づいたはず。
そう、ニンジャラガーはラベルにも輸出用と書かれている通り海外向けノンアルなんですよね!
やっぱ海外から見た日本って、「ニンジャ」なんです。
龍馬1865とニンジャ、どっちが美味しい?オススメ?
無添加ノンアルビール界隈でじわじわ人気を博している「龍馬1865」を調べているとニンジャに巡り合った。
という人もいるであろうノンアル「ニンジャラガー」は、実は販売元が龍馬1865と同じ日本ビール株式会社です。
となれば、気になってくるのがニンジャは龍馬より美味しいのかどうか?
龍馬1865を飲んだことがある人なら、ニンジャはどうかが気になるわけです。
どちらも飲んだことがない人なら、どちらもコンビニに売っていないノンアルなわけで、24本いっきにお取り寄せて後悔しないのはどっち?
なんて部分も気になるかと思います。
オススメを先に述べると、よりビール感を求めている人なら龍馬1865で、暑い日に喉越しのよいホップと麦の香りがするものを求める人ならニンジャ、といった選び方でいいと思います。
龍馬に比べると、ニンジャはよりさっぱりとした味わいなのが特徴なんですよね。
なので、龍馬の方がやや麦香るテイストという意味ではビール感に軍配あり!
ニンジャは龍馬に比べるとやや水っぽくもあり、個人的にはより味わいの強い龍馬を推しています。飲みやすさは抜群なんですけどね。
龍馬が「グビッ、ぷッはぁ!」だとすれば、
ニンジャは、「グビッグビッグビッ、ぷッはぁ!!」な飲みやすさです。気づけば半分くらい飲み干しているほど流し込めちゃうのがニンジャ。
ただ、龍馬とニンジャの味わいはかなり近いものがあり、正直なところ飲み比べると味わいは大差ないレベルでもあります。
ちなみに個人的には推している龍馬1865がどれくらい好きかというと、龍馬1865はリピート箱買いしましたが、ニンジャはリピートしていない、くらいに好きです。
さいごに
ノンアルビールは無添加にこだわりたい!人工甘味料の入ったノンアルなんて論外!
人体に無害とはいえ、健康に気を配るなら人工甘味料や香料はちょっと……
といった具合にノンアルは無添加にこだわりたいという人も少なくはない今日この頃。
飲みやすい無添加ノンアルビール求むッ!
という方は、ぜひ一度ニンジャラガーに挑戦してみてはいかがでしょうか?
あるいは、国際化が進む日本でもあります。
同僚がイスラム教徒でノンアルを探し求めている……。
という人がいれば、ニンジャならば安心安定です。ぜひオススメを。
ではまた。良きノンアルライフを!