簡単グラスに注ぐだけ!ノンアルビールが劇的に美味しく飲める方法
よりノンアルビールを美味しく飲む方法はあるのか?
ノンアルをビールという高みに近づけたいと志した者なら、きっと一度はそんなことを考えると思います。
「ノンアルビールの味を劇的にアップさせる方法はないのか?」と。
いまだに模索中の方がいれば、朗報がありますよとまずはお伝えしたい。
その方法とは何か?
ここで見事に伝授したいと思います。
それだけ?ノンアルはグラスに注ぐと美味しさアップ!
さて、そもそも皆さんはノンアルビールをどうやって飲んでいるでしょうか?
プシュッとプルタブを引き抜いて、グビグビッと一気に流し込む喉越しでしょうか?
あるいは缶を持ち上げた重さで残量を感じ取りながら飲むちびちび派でしょうか?
もし、「いやいや、私はグラスに注いで飲みますよ。泡立つ黄金を愛でてこそ真のノンアルリストではないか!」という方がいれば……
気が合いますな!と手を差し伸べたい。
そう、ノンアルの味を劇的にアップさせる方法とは、「グラスに注いで飲む」ただそれだけです。
これが最も簡単で、すぐ実践できて、かつ美味しさがアップする方法の一つです。
とはいえ「いや待て。本当にそれだけなのか? たったそれだけのことをドヤ顔で語るのかお前は。正気か?」なんて思うところもありますよね。
その気持ちは実によく分かります。私もそう思っていましたから。
だって、グラスに入れるのって面倒くさいじゃないですか。グラスを使うと洗い物だって増えるし。
しかし、面倒を押し殺して、いざノンアルビールをグラスに注いでみると、待っていたのは衝撃の変化だったわけです!
「グラスに注ぐ」たったそれだけで、グッとノンアルの美味さを引き出すことができたわけです!
そしてふと思ったのが、「使うグラスをこだわれるとどうなるのか?」ということ。
ということで、グラスへの飽くなきこだわりを燃やし、ノンアルを美味しく飲めるグラスを試してみました。
オススメ!ビールジョッキで本格ノンアルビールを体感!
さて、みなさんは家庭用にマイビールジョッキをお持ちでしょうか?
ビアグラスではなく、ジョッキです。
居酒屋で誰もが一度は口にしたであろう「とりあえず生!」のひと声で運ばれてくる、あのガラス製のビールジョッキです。
ビールジョッキはなにも居酒屋やレストランやバーだけの特別なものではなく、ビール工場のお土産コーナーとかにも売っていたりします。
誰がビールジョッキなんて買って帰るんだ……なんて思われがちなお土産ジョッキですが、私のような人が買って帰るわけです。
「ビールジョッキを買ったのだけど、思った以上に良い買い物だった。私の買い物オブザイヤーの一位かもしれない……」
なんて話をすると、
「……い、いる?」
と驚かれたりもするのですが、そんなマイビールジョッキに注いで飲むノンアルビールとは、これがまあ至高のひとこと!
そもそも、居酒屋でもビールジョッキに注がれてノンアルビールが登場することって、滅多にないんですよね。
お店にあるのは瓶ノンアルビールくらいで、注文すると手酌で楽しむグラスとセットで登場することがほとんど。
重たいビールジョッキに入って元気に「お待たせしました!」とさも美味そうに登場しないのがノンアルビールなわけで、これがまた寂しかったりです。
ならばと家庭用に買ってみたビールジョッキなのですが、これが意外にもノンアルのうまさを良い感じに演出してくれます。ビールを飲むことに特化したジョッキはダテじゃない。
ビールジョッキって重たいし、場所とるし、ビール以外のものを入れて飲むことって滅多に無いしで、家庭用に買ってどうするの? 手ごろなグラスでいいじゃない。軽いし場所とらないし。味なんて変わらないでしょ、と私も思っていたのですが、あのジョッキ独特の重さと絶妙な不便さがむしろイイんですよね。
「うッし、ビール飲むぞー!おつかれッスゥ。うぃ~」といった具合に居酒屋的なノリというか、雰囲気というか、一人飲みですけどね、なんだかテンションを盛り立たせてくれます。飲むのはノンアルビールですが……。
ただシンプルに缶からジョッキに注いだだけなのですが、飲み口が広くなったことで喉越しがグンと上がります!
やっぱり日本人の心はラガービールで作られているわけで、喉越しと味わいをひといきで楽しめてこその喜びありけり。
グビグビ味わえるからか、ノンアルビールの深みだって数割くらい倍増に感じます。
言ってしまえば、なんでもないノンアルに雰囲気ブーストが掛かった状態に近いのですが、とはいえジョッキによる演出は格別です。
ほらだって居酒屋に入って生ビールが小洒落た陶器のグラスで現れると「むむ、なんか違うぞ」ってなるじゃないですか。
いやまあ、あえてのオシャレを感じる所もありますけどね、とはいえです。
ジョッキで「おつかれッすゥ」とやりたいのがビール大好きマンなわけです。ジョッキでフィーバー状態に入っているわけです。つまりは、ノンアルだって同じこと。
冷蔵庫あるいは冷凍庫でキンキンに冷やしたビールジョッキに、ノンアルビールをトクトクと注いでください。すると、ジョッキには炭酸のはじける黄金が波打ち、泡立つ白い雲が分厚くたちこめます。
7:3の完璧な割合で入れたビールをフムフムと満足して眺める頃には、ちょっとにやけていたりもして、重いグラスを持ち上げれば一日の頑張りをねぎらうお疲れ様にむかって一直線。
喉を通るたびに疲れが浄化されていくではありませんか!
これぞロマンではありませんか!
いつでもキンキンに冷えた味わいが楽しめる保冷重視の金属グラスもいいんですけどね。バーで楽しむように逆三角形になったビールグラスもいいんですけどね。
グラスに注げばおいしい味わいを楽しめます。
そりゃあ、金属グラスも逆三角形おしゃれビールグラスも持っていますから知っています。けれど、個人的にはジョッキには敵わなく感じます。
ちなみにビールジョッキはいざ洗ってみると、そこまで手間ではなく、むしろ大きいことで思っていたより洗いやすかったり。
ただ、場所はとります。
ジョッキの占めるスペースをなめてはいけない。
他のグラスに比べて背も高いわけで、「おまえの居場所をどうしたものか……」と収納に頭を悩まされることもしばしば。
邪魔と言えばジョッキは邪魔なのですが、我が家でより邪魔になっているのはおしゃれグラスだったりもします。やつらは総じて背が高いからね。
ハンディービールサーバーを併用でさらに美味しさ倍増!
ノンアルビールをグラスに注ぐとすぐ分かるのですが、よく悩まされるのが泡持ちの悪さです。
味わいこそビールに近づいていますが、ノンアルビールってグラスに注ぐと泡がすぐに消えることも多いんですよね。
そこで合わせて使うにオススメなのが、家庭用のビールサーバーです。
数百円から買えて、缶ビールにセットするだけで使えるので、なかなかお手軽便利に使えます。
機能としては缶ビールからクリーミーな泡を作り出すだけですが、けっして泡をあなどるなかれ。泡が変われば味も変わります。ビールらしい美味しさをググッと引き出してくれます。
サーバーを使えば持久力の高いフワフワの泡が作れるのですが、この泡にノンアルビールだと少し不満に感じがちなコクと深みがギュッと込められます。
泡と一緒にいっきに飲み干すことで美味しさアップになることは言わずもがな。
ジョッキとビールサーバーを併用すれば、もはや家庭用の簡易居酒屋システムと呼んでも過言ではなし。
気分はもはやノンアル生ビールの域です。
ちなみに、ハンディービールサーバーを使うとノンアルビールは美味しくなるのか?
については、別の記事でも詳細をまとめています。ぜひ合わせて参考にしてもらえれば幸いです。
では良きノンアルライフを!
関連記事:ハンディービールサーバーを使うとノンアルビールは美味しくなるのか?