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飲むだけで健康?ノンアルに隠された5つのデメリット

健康
更新日:2023/06/01

週に1度は休肝日。

飲むだけで健康?ノンアルに隠された5つのデメリット

とはいえ、飲みたいアルコール。そこで手が出るノンアル飲料なのですが、メリットが気になる一方で、ふと「デメリットはあるのだろうか」と、疑問を浮かべる人もいるかと思います。

うんうん

ビールや酎ハイではなく、ノンアルを飲むデメリットはあるのか?

そこで今回は、ノンアルのデメリットを5つご紹介したいと思います。

パチパチ

1.身体が冷える

ノンアルコール飲料の最大の弱点にして、最大のデメリット。飲むほどに身体が冷えます。なんと言っても、デメリットがコレです!

むしろ、ノンアルのデメリットはこれ一強と言っても過言ではない。これに尽きるほどです。とにかく身体が冷えます。

最初の一杯はいいんです。「お!なかなかノンアルも美味いな!これはコレでありかも!」なんて楽しく美味しく飲めるワケです。それこそ、お酒とノンアルビールの味って、もはや誤差の域に達しつつあります。お酒を飲んでる感なら、十分にノンアルで味わえる時代です。違いはもはや酔っぱらうかどうかくらい。

ほいでほいで?

しかし、ノンアルには致命的な弱点があるわけです。それが、身体が冷えるということ。これは、なぜなのか?

そもそも、お酒はホスト界の帝王ローランド風に言うと、二種類存在します。

「体を温めるお酒」か、それ以外か。

お酒を飲んだことのある人なら誰もが感じたことがあると思います。お酒は飲むほどにテンションが高くなり、飲むほどに身体がポカポカとしてきますよね。顔だって飲めば、ほっぺたが赤くなります。

うんうん

これは、アルコールを飲むことで肝臓が働き、血行が促進されて体温が上昇、身体がぽかぽかと温かくなるためです。

体を温めてくれる『米』や『ブドウ』を元に作られる日本酒や紹興酒、ブランデーやワインなどが「体を温めるお酒」にあたります。

へーっ

一方で、それ以外のお酒。つまりは「体を冷やすお酒」もあります。

体を冷やす『麦』などが原料となっているビール、焼酎、ウィスキーは、飲むと冷えるお酒と言われています。

「いやいや、オレはビールを飲んで毎日ほかほかですけど?」というビール党の主張は、アルコールによって血行がよくなっているから。それこそ、最初のうちはポカポカに温かいのですが、時間が経つと体温が下がっていきます。

とはいえ、最初はアルコールが血行を良くして体を温めてくれます。

さらにお酒でテンションが上がれば、トークに熱も入るわけで、身振り手振りで体温も上昇。ほどよき所で、ビールから体を温めるお酒「日本酒」の熱燗をトドメに繰り出せば、いい感じのほろ酔いが完成です。

なるほど!

ところが、ノンアル飲料にはアルコールがありません。

なので、体がアルコール効果を受けてホカホカにならないんですよね。

これの何が辛いかというと、ノンアル飲料は量が飲みづらいです。

「ビールなら無限に飲めるぜ!」という人も、ノンアルビールに切り替えると、意外とペースが落ちます。

飲むほどに寒いんで。飲みたい勢いよりも、あったかいもの飲みた欲が勝ります。

「ビールなら無限にカモン!」そう豪語して飲みまくっていたのが私なのですが、晩酌をノンアルビールに変えて、すぐに感じたのが「ノンアルビールは一杯で十分」でした。

シクシク...



2.酔わない。

言わずもがなですが、ノンアル飲料は酔いません。ノンアルなら飲んでも車を運転してOKなわけで、酔わないこそ最大のメリットでもあるのですが、メリットとデメリットは表裏一体です。

酔わなきゃやってられない時って、誰にでもありますよね?

うんうん

男の子にも、乙女にも、そうでない人たちにも。みんな一度や二度くらい「今日はとことん飲んでやるバカヤロー!」とビールジョッキを高々と掲げた日があるはず。ワインのボトルをラッパ飲みした日があるはずです。

もしくは、「今日はジャンジャンお酒飲んで楽しむぜ!イェーイ!」なんて非リア充から逆恨みされそうな、ハイテンション飲み会に繰り出した日もあるはず。

フフッ

そんな時でも、ノンアルでは酔えません。当たり前ですが。

合コンや結婚式、お酒と共に楽しみたいイベントだって、ノンアルだけではハードモードな部分もあったり。やっぱ、お酒飲んで楽しそうにしている風景は、うらやましくもあります。

シクシク...

お酒の力を借りて勢いをつけたい時って、やっぱりありますから。いや、ガマンしているくらいなら飲めよ、という話でもありますが、状況や立場によってはノンアルで行かねばならない日もあります。

さらに、飲み会でノンアル片手ということは、いかなる飲み会でも応用の効く悪魔的フレーズ「あの時は酔ってた」「今夜は無礼講」という魔法の言葉たちも使えません。「いや、キミは酔ってなかったでしょ」と一刀両断されてしまいます。

「なにを仰いますか!ノンアル入ってましたよ!」なんて勇者顔負けの切り返しを繰り出すのも一興ですが……。

フフッ

ちなみに、「いやいや私はノンアルを飲むだけで本当に酔います。ほろ酔いになるんですよ」「たしかに私もノンアル飲むとお酒飲んだみたいにテンション高くなるかも」というこれ。実は「空酔い」という現象だったりします。

飛行機に乗った時にフラフラして気分が悪くなる「空酔い(飛行機酔い)」と呼び名は同じですが別もので、ノンアルコール飲料の風味や味わい香りなどから。脳がお酒を飲んだように錯覚することを空酔いと呼びます。

アルコールは全く摂取していないけれどほろ酔いを感じるのは、いわゆるノンアルを飲むことによるプラシーボ効果というわけです。ノンアルで気分が高揚して酔った気になっているわけですね。

ゴクリ・・・

ただ、思い込みは時として大きな影響を及ぼすもの。

ノンアルで酔ってないのに酔っている気分、最高!

というポジティブな捉え方ならよいのですが、なかには「ノンアルで酔っているんじゃ……大丈夫かな」と不安な気持ちを過度に感じすぎると、強い思い込みからお酒のマイナス面なところを引き寄せる、なんてこともあるかなと。

お酒を飲むととにかく気分が悪くなるという人なんかは、お酒=気分悪くなる飲み物が結びついているわけで、いわゆるマイナス面を呼ぶノシーボ効果になる可能性も否定はできずです。

ガーン!

最後におまけですが「ノンアルで酔っ払う」はノンアルの空酔いとは別に、場合によってはあり得ることなので注意は必要。

というのもアルコール0%と表記されたノンアルは、厳密にいえばアルコール0%でないことがあるからです。

ノンアルで0%なのに、アルコールが入っているってこと? どういうこと?

と疑問が浮かぶのですが、酒税法に基づくとアルコール1%未満はの飲料は分類としてはノンアルコールにカテゴライズされます。

ドキッ

なので飲み物によっては微量にアルコールが含まれていることがあります。例えばアルコール0.05%とほんの気持ち程度に微量だけ入っていても、酒税法に基づけば0%と表記できるわけですね。

最近では微量のアルコールが入ったものは、低アルコール飲料として銘打たれていることも多くはありますね。

うんうん

「ほんのちょっとでもアルコールあればダメ。私酔いますから」という人は、そんノンアルがアルコール0.00%なのかチェックすることを忘れずにです。



3.ノンアルだけで健康は手に入らず、痩せない

毎日のビールを辞めて、ぷよぷよのお腹まわりをなんとかしたい。ビール腹をなんとかしたい。

クククッ

将来的には理想のボディを手に入れて、健康診断が楽しみなくらい健全な身体にしたい。
しかし、お酒は飲みたい。

という健康を気にしたダイエット志向の方が、きっとまず手に取るのがノンアル飲料!

ノンアルはオレの希望の光!これを飲めば、痩せるに違いない!

クーッ!!

なんて望みを抱いたりもしますが、ノンアルは残念ながら魔法の飲み物ではないです。

水ではなく、ノンアル飲料ですから。ジュース飲んでいても痩せないように、ノンアル飲む、ただそれだけでは痩せないです。

ガーン!

「こと筋肉において、アルコールは一切必要ない」と日本を代表するマッチョ『なかやまきんに君』も豪語していますが、脱アルコールだけでは筋肉は付きませんよね。良質な筋肉を手に入れるには、食事の管理と筋トレが必要です。

健康とダイエットもまた同じ。

もちろん、毎日浴びるようにお酒を飲んでいた人なら、お酒にサヨナラを告げ、代わりにノンアルを手にするだけで、体調や身体に多少の変化が出ることはあります。

だからといってノンアルを過信しすぎることは要注意です。というのもノンアルのなかには糖質を含んだものもあり。脱ビールを宣言してノンアルに切り替えたからもう安心と油断していると、むしろノンアルの飲み過ぎから糖質を摂りすぎる結果に・・・といった結末が待ち受けている可能性もゼロではないわけです。

ギクッ・・・

心からの健康を手に入れたいなら、睡眠、食事と生活習慣を整えて、そして運動をする。もちろん、お酒とタバコは控えるべし。ノンアルも適量にとどめておく。ダイエットやマッチョの道はココからがスタートラインなのです。

健康という意味でいえば、ノンアルは「添加物」がちょっとなあ・・・と気になる方もいるかもしれませんね。

そう、ノンアルには添加物や人工甘味料が使用されていることもしばしば。

ドキッ

ダイエット中の人や健康意識の高い人をターゲットにしたノンアル飲料といえば、アルコールゼロ、糖類ゼロ、プリン体ゼロが売り文句で、ラベルにはとにかくゼロを意識したパッケージをしていることも少なくはなくです。そりゃあゼロが並べてあれば、「あらゆるものがゼロ。ということはなにも摂取していない。ということは痩せるってことだよな!」と感じますもんね。ダイエットを志す者としては、まあとりあえず試してみたくもなりますし、そうやって買った者の一人が私です。

ただ健康系をうたったノンアルには人工添加物が含まれていることもちらほら。そしてこの人工甘味料、ひいては添加物という言葉がどうも頭にひっかる、抵抗あるだよね、という人も少なくないかなと思います。

うんうん

添加物という単語がそうさせるのか、「君の飲んでいるそれには人工甘味料のアセスルファムKが入っているよ」という、理屈を度外視させるほどの強そうな字面が不安感を誘ってくるからなのか、添加物や人工甘味料というキーワードを聞くだけで、「それ健康に悪いやつ!健康被害でるやつ!」と毛嫌いする方もいたりはしますよね。

もちろんですがノンアルに使用されているのは国から認可された添加物で、健康を害するものではありません。

おーっ

しかしだからといって、じゃあ飲み過ぎてもOKかというと、そういう話ではないです。これは大丈夫な人工甘味料ですと国が認めているとはいえ、がぶ飲みすることまでは想定されてもいないはずですし。飲料メーカーのサントリーだってQ&Aコーナーを使って、1日一本くらいにとどめておくのがよいですよ、とアドバイスしていたりもします。

ダイエット成功、ひいては健康な身体を手に入れるために大事なのは、ノンアルを適度な量で楽しんで、規則正しい健康生活にこそあります。

うんうん

そして添加物や人工甘味料が気になる、どうしても抵抗がある、という方には「無添加」なノンアルがオススメです。無添加ノンアルにも美味しいのありますからね。とくにノンアルビール。

無添加のノンアルコールビールたち

クーッ!!

4.晩酌から眠りに付けない

お酒を愛する人のなかには、きっと晩酌を楽しみ、ほどよく酔いが回って気持ちよくなった状態で眠りたい。寝る前の晩酌で眠気に弾みをつけて、布団に入るのが最高に気持ちがいい。むしろ、晩酌がないと眠れない。

なんて人もいるかと思います。

ギクッ・・・

当たり前ですが、ノンアル飲料は基本的にはいくら飲んでも酔いません。となれば、あの最高にハッピーな瞬間、『晩酌からの寝落ち』ができない。

パジャマに着替えてから、冷蔵庫を開く至福の瞬間。

よく冷えたビールを手に取るのもよし、日本酒をクイっといくもよし。しかし男ならば、ブロック型のごつごつした氷をグラスに入れて、ウィスキーをとくとく注ぎ、至高の一杯にひたる。これぞダンディズムではなかろうか。

クーッ!!

そして、気分がよくなってきたところでグッスリとおやすみなさい。

しかし、ノンアルなら抜群にギンギンに目が冴えています。なんせノンアルコールですから。そして、飲むとですね体が冷えますから。

今日はお酒にとことん浸って、気がついたら寝ていた。長い人生、誰にだってそんな日を送りたい時もありますよね。お酒は寝つきの悪さを取り払ってくれたり、むしろクセになっていて「お酒を飲んでから寝る」が習慣になっている人もいたり。

ただ、ノンアルは酔わないので、お酒の力を借りることができないんですよね。

シクシク...

ちなみに、寝る直前のお酒は健康的にはよくないとされているので、晩酌はほどほどにがオススメです。



5.甘いものが欲しくなる

これは全員に当てはまらないかもですが、アルコールを辞めると、甘いものが無性に美味しく感じるようになります。

お酒をたくさん飲む人って、辛いものが大好きで、その代わり甘いスィーツはちょっと……という人いません?

ドキッ

かく言う私がこのタイプだったのですが、ビール主力の毎日から、ノンアル主力の毎日に切り替えることで、辛いものはそこまで食べなくなり、代わりにケーキや和菓子など、甘い食べ物の虜になりました。

なぜ今まで食べてこなかったのか、というぐらいの変貌ぶりです。

世界にはこんな美味しいものがあったのか。スイーツ男子を馬鹿にしてゴメンなさい。めっさ美味しいです。私が間違っていましたと謝罪の嵐です。

クククッ

タバコを辞めるとご飯が美味しく感じるならぬ、お酒を辞めると甘味が美味しく感じる。人によっては、そうなるのかもしれません。もちろん、お酒も甘いものもどっちも大好きという人もいますけれど。

お酒は辞めたけれど、甘いものを食べていないという方がいれば、ぜひこの機会にご賞味を。抜け出れなくなります。

さいごに

お酒に近いノンアルだったり、独自の路線をいくノンアル飲料だったり、いろんなドリンクが出て来ているノンアル界隈。

デメリットをまとめてみたのですが、個人的には致命的なデメリットはないかなと思っています。

もちろん、アルコールと同じで、過度な飲み過ぎにはくれぐれもご注意ですが。

ではまた。

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