最も美味しいノンアルビールは?人工甘味料ゼロのノンアルランキング!
健康に気を配ってノンアル飲料を選んでいると、ふと気になってくるのが人工甘味料や香料の存在。
「人工甘味料? 別に人体に悪影響がなくて美味しければイイでしょ。気にしない。気にしない」という人なら話は別ですが、
「人工甘味料や香料の入ったノンアルはちょっと抵抗が……というかムリです」
という人も少なくはなく。
人工甘味料が入っているかと思うと、なんだか科学的な味わいを感じるというか、作られた飲み物に思えてくるというか。素直に純粋に楽しめないという人もいるのではないでしょうか。かくいう私はこのタイプで、普段はとくに気にしないのですが、気になりだすと止まらないです。
私がイチオシしているノンアルビールの「アサヒドライゼロ」にも人工甘味料は使われているわけで、ビール顔負けの美味しさは魅力的なのですが、ふと「人工甘味料ありだもんなあ……」と感じて楽しめなくなったり。
そこで、今回は数あるノンアルのなかから人工甘味料ゼロのノンアルビールをピックアップ!通販でポチッと簡単に買える全8種類のノンアルビールをおすすめ順でご紹介したいと思います。
これで、どのノンアルを買えばイイのかがきっと分かるはず!
第一位:クラウスターラー
世界有数のビール大国ドイツが放つ渾身のノンアルビールが、クラウスターラーです。
正直、日本人好みかと言われると賛否が分かれるのですが、ビールらしい味わいを実現している、という点において右にでるノンアルはなしかと思います。ということで、一位にしました。
ひと口飲むや「ドイツすげぇ!」と唸らざるを得ないであろう一杯は、日本ノンアルビールでは未だ再現できていないビールらしいコクと味わい深さが丁寧に演出されています。
本場のドイツビールを飲んだことがある人なら、きっとドイツビールらしい深く味わいあるビール感に納得するはず。
とくに麦の香りが他のノンアルビールに比べ群を抜いていることが特徴で、大袈裟にいうと味わいはパン食べているみたいでもあります。
人工甘味料と香料ゼロという無添加ノンアルなことはもちろん、資質ゼロ&低カロリーというダイエット面にも嬉しい一杯となっています。さすが、ドイツで超有名な誰もが知るラーデンベルガー社が手掛けているだけのことありです。
クラウスターラーは別記事で深掘りしているので、気になった方は合わせて確認してみてください。
第二位:龍馬1865
人工甘味料ゼロはもちろん、香料もゼロ。日本らしいラガービルーの味わいを求め、無添加ノンアルを探し求めし者が必ず辿りつくであろう一杯が、そう龍馬1865です。
おっさんが大好きなアサヒやキリンといった喉を唸らせる系ビールの味わいを求めているなら、龍馬1865で決まりです。
むしろ、ドイツビールより日本ビールという人にとっては、龍馬こそ第一位にふさわしい。
圧倒的な存在感を放つ坂本龍馬のラベルが目印で、コンビニやスーパーで見かけることのないノンアルなのですが、その怪しげな見た目とは裏腹に肝心の味わいは折り紙つき。
無添加ノンアルビール愛好家たちを相手に「これなら認めよう」と言わしめる一杯に仕上がっています。きっと24缶を箱買いしても「後悔したぜよ……」とはならないはず。
グビグビ飲めて麦香る味わいが好きなら美味しく味わうことができ、こういうビールもありだよねと毎日飲むにも申し分なしです。
ノンアルビールって、たまに一杯飲むならいいけど、毎日はキツイって味も少なからずありますからね。
ちなみに龍馬1865を第一位にしようかと迷ったのですが、日本のビールっぽいかと言うと、「んー、かなり頑張ってるけど……んー」と思ったことと、個人的にはアサヒドライゼロには及ばずなので、第二位としました。
龍馬1865も別記事で深掘りしているので、気になった方は合わせて確認してみてください。
第三位:NINJA
龍馬1865と並び、ノンアルビール界において異彩を放つノンアルビールがそう、NINJAです。
ラベルには黄金装束の忍者が二人並び、缶のあちこちに散らばるアラビア文字。
買って……大丈夫、だよね?
と思わず不安がよぎるラベルの見た目はさておき、その味わいはバドワイザーや青島ビールを彷彿とさせる見事なラガービールの再現です。
無添加ノンアルを求めていると、龍馬1865にするかNINJAにするかで迷う人も多いのですが、龍馬に比べると少し味わいが軽くさっぱりしているのが特徴。
ガツンとした味が欲しい人には物足りなさもあるのですが、毎日のパートナーとして常飲するには、ちょうどいいくらいの飲みやすさになっています。
人は見かけによらないとはよく言いますが、ノンアルだってラベルの見た目によらずです。
ちなみに、NINJAも別記事で深掘りしています。よければ合わせてご確認を。
第四位:プレミアムアルコールフリー
もしかすると、喉越しはノンアルビール界ナンバーワンではないだろうか……。
というほどに、グビッといける喉越しが神なのがサッポロのプレミアムアルコールフリーです。
飲み口から注がれる一杯は、あのサッポロビールを忠実に再現!
思わず私は「完璧かよ!」と唸ってしまった一杯でもあります。特にお風呂あがりのほてった身体にきめると染みます。
口あたりはさっぱりで、味わいは麦芽の甘さを引き出したいわゆるピルスナー的なもの。毎日飲むにも飽きずに楽しめます。
ただ、ビールらしい深い味わいとコクは弱く、ガツンとくるビール感は乏しいです。さっぱり飲みやすい分、ビールっぽい押しは弱めなんですよね。
個人的にはノンアル界のトップランナーたるアサヒドライゼロに近しいものを感じるので、「アサヒドライゼロは美味しいが人工甘味料が解せぬ」という方は、ぜひサッポロのプレミアムアルコールフリーをご賞味あれです。
ノンアルビールのなかでは突出した特徴があるわけでも、クセがあるわけでもないので、誰でも気軽に楽しめる一杯であはります。いわゆるノンアル界のオールラウンダーですね。
ただ、香料は含まれているので、気になる方はご注意を。
第五位:零ICHI
日本のビールといえばコレでおなじみ「キリン」を代用するノンアルといえば、零ICHIです。
その味わいは、まさに黒ビール。
キリンの発泡酒やビールを期待して飲むと、「ちょっと違うよな……」と首を傾げてしまうのですが、「これは黒ビールなんだ」と思って飲むと意外にも「おおッ!」と唸る一杯になっています。
零ICHIは求めていたノンアルと違ったんだよなぁと思った方には、ぜひノンアル黒ビールだと思って再チャレンジして欲しいかぎり。それくらい黒ビールしています。
黒ビール感があるせいか、個人的には数あるノンアルビールのなかでも、いわゆる王道のノンアルテイストから少し外れた印象を持っています。黒ビールの好みは人によって分かれるように、零ICHIの味わいも人を選ぶだろうなあと。
ただ、たまには黒ビールが飲みたい時もあるよね、といった調子で、毎日飲むには少し厳しいけれど、たまに飲みたくなるのが零ICHIだったり。それこそ二本目に飲むノンアルビールとしても良いです。
ビール感は出ているということで、第五位にしました。
注意点として、人工甘味料は使用されていないのですが、香料は使用されています。
第六位:ヴェリタスブロイ プレミアムピルス
「んん?第六位?なにかの間違いじゃないのか?」
と思った人もきっといるであろう、ドイツ出身の人気ノンアルビールが「ヴェリタスブロイ」です。
人工甘味料も香料も含まれていない紛うことなき無添加ノンアルを探せば、最終的に「ヴェリタスブロイ」か「龍馬1865」で悩む……。
という声もあるくらい、愛好家も多いであろうヴェリタスブロイなのですが、その味わいはドイツのピルスナーと呼ぶには、さっぱりした味わいが際立ち、やや水っぽいという印象を受けなくはないです。
ビール大国ドイツが手がける脱アルコールビールではあるのですが、同じドイツ産ノンアルビール「クラウスターラー」に比べるとパンチはかなり弱め。
ドイツビールらしい深いコクなどはなく、ビールを水で薄めたような味わいに感じるところもなくはなく……。
アルコール入りのドイツビールがもともと好きということもあってか、「あのピルスナーの味わいが楽しめる!」と期待してしまうと、どうにも「んー」ではあります。もう少しだけでいいから味わいの強みが欲しいんですよね。
なので、ドイツビールらしい味わいを欲しているなら、まずはクラウスターラーをお試しあれにはなります。
そして、もし「ヴェリタスブロイ」あるいは「龍馬1865」なら、多くの方が飲み親しんでいるであろう日本のビールらしさも加味して、まずは龍馬1865を試してみるでいいかなと……。
第七位:グリーンズフリー
キリンを代表するノンアルは零ICHIは香料が入っているからちょっと……。
2022-04-19 のリニューアルで無添加じゃなくなりました。
という香料と甘味料を徹底排除した無添加で、かつキリンにこだわる方にオススメなのがグリーンズフリー。
ほんのひと口で「麦やんッ!」とツッコミたくなるほど、爽やかな麦の香りが楽しめることがグリーンズフリーの大きな特徴。
決して誇張しているわけでもなく、口いっぱいに麦畑が広がるような味わいをしています。ビールっぽいというより、麦そのもの感じる味わいなんですよね。
ほどよい炭酸と喉越しのよさから非常に飲みやすいのが魅了なのですが、大多数のおっさん達から支持されるキリンのビールや発泡酒を期待して飲むと……物足りないところもありけり。
ただ、グリーンズフリーの本領が発揮されるのは食事と合わせて楽しむ時です。
これ見逃しがちなのですが、料理と合わせることで見違えるほど味わいがパワーアップします。
原材料にこだわった良質な麦とホップはダテじゃなく、口のなかに広がる麦畑の味わいが、妙に食事の味を邪魔しません。
単品で飲むと正直なところ、ビール感は薄れるのですが、食事のパートナーになるノンアルを探しているなら、ぜひ一度は試してみる価値はありです。
第八位:ドライゼロフリー
ノンアル界の風雲児たるアサヒドライゼロを世に放ったアサヒが誇る無添加ノンアルといえば、ドライゼロフリーです。
ドライゼロの無添加版なのかな?
と思って飲むと、ある種の衝撃が待ち受けています。
ドライゼロから人工甘味料を抜き去ると、こうも味わいは変わってしまうのか……。
と驚きを隠せないほど味は異なります。もはや別物。
とはいえ、マズいわけではありません。あくまでドライゼロとは異なるだけ。
ドライゼロは皆が大好きな金麦のような味わいなのですが、ドライゼロフリーは少しおしゃれにクラフトビールな味わいです。
深みがありフルーティーさを兼ね備えているのが特徴で、麦香るというよりはうっすら白ぶどう系な香りを感じる味わい。
個人的には人を選ぶ味わいかなと思うのと、ドライゼロを激推ししていることもあって、今回は第八位としました。
ちなみに、ドライゼロフリーには香料は含まれています。
余談ですがドライゼロはどこでも見かけますが、ドライゼロフリーは市販されているのを滅多とみない不思議です。
ランキングまとめ
さいごに今回ご紹介したノンアルビールのランキングをまとめておきます。
第一位:クラウスターラー
第二位:龍馬1865
第三位:NINJA
第四位:プレミアムアルコールフリー
第五位:零ICHI
第六位:ヴェリタスブロイ プレミアムピルス
第七位:グリーンズフリー
第八位:ドライゼロフリー
人工甘味料、香料ともに含まれず、ノンアルビールは絶対に無添加にこだわりたい!
という方は、まずはクラウスターラーまたは龍馬1865を飲んでみるのがいいかなと思います。
ただ、ネックになるのは、どちらもコンビニやスーパーで見かける機会はないということ。
Amazonはじめネット通販で簡単に買えるとはいえ、基本は箱買いなんですよね。
飲んだことのないビールの箱買いは「ミスったらやべぇぞ……」とポチる指が震えることしばしです。実際のところ私も「この1本でキミはもう十分ッス。どうしよう……残り23本もあるだけど……」となったノンアルたちも久しからずや。
なので、できる限り好みの一杯を選択できるよう参考になれば幸いです。
ちなみに、手に入れやすさでいうとキリンの零ICHIがもっとも手に入りやすいです。ただ、零ICHIは香料あり。
となると、同じくキリンのグリーンズフリーが最も入手しやすくはなります。
グリンーズフりーは2022-04-19 のリニューアルで無添加じゃなくなりました。
では、よきノンアルライフを!