予想外の味?ノンアルのイメージが変わる7つの驚き
ノンアルと聞いて、パッと思い浮かぶイメージといえば?
タイトル案:予想外の味?ノンアルのイメージが変わる7つの驚き
ノンアルと聞いて、パッと思い浮かぶイメージといえば?
アルコールゼロだから、そりゃあお酒を飲めない時の代わりの飲み物じゃないか。
いやいや、注目すべきは「カロリーゼロと糖質ゼロ」ですよ。健康に良くてダイエットに飲むものだよ。
いやいやいや待て。落ち着きなよ。
ノンアルは添加物があるから健康にむしろ悪いのではないか。
おいおい、そもそもだ。酒飲みの俺に言わせれば、ノンアルはタダまずいだけの飲み物であろう?
などなど。
ノンアルに対していろんなイメージを持っているかと思います。
かくいう私はノンアルといえば、「所詮はお酒の代わりで、けっして美味くはない」と思っていたくち。
ところが、お酒に別れを告げノンアル生活を送ること早数年。ふと思ったのがノンアルってイメージとちょっと違うということ。
ということで、ノンアル歴数年から感じたノンアルのイメージが覆る驚きをご紹介したいと思います。
1.意外とノンアルは美味い!
笑えるくらいに想定内の感想でしょうか?
「おいおい、ノンアル界の回し者か?」なんて思われても仕方ないのですが、ノンアルは想像しているよりも美味いんですよね。いや、ホント。まずはこれを伝えないことには始まらない。
だって「ノンアルはマズい」そんな印象を持っている人は、きっとまだまだ多いだろうから。
例えばスーパーやコンビニで新発売のノンアルをみかけても、なかなか手に取らないですよね?
「新発売のノンアルか……どうせマズいんでしょ。買いませんよ。はいッ、スルー」ってな感じで。
古くからのお酒を愛する年季の入ったおっさんともなれば、「ノンアルなんて、マズくて飲めるか!」なんて意見も多かったり。
ノンアルといえば、やっぱり「お酒が飲めない時に飲むもの」なんてイメージもあるわけです。
飲みたくても車の運転があるからノンアルで我慢しなければならない。ビールを我慢……ぐぬぬ、ノンアルッ。
という辛かった日々が蘇るわけで、そんな調子で飲むノンアルは美味いはずもなく、過去の苦渋をいつまでも引きずっている的な感じです。
しかし、ノンアルは常にアップデートを続けています。
もうマズいとは言わせねぇぜ、といった勢いで数段パワーアップを果たしているのがノンアルです。
まずはノンアルの缶です。
そのフォルムならぬラベルから漂うお酒感はもちろん、プルタブを引き抜く時のプスッという音に始まり、グラスに注ぐと泡を立て、ほのかに香るのは麦の香り。
ノンアルビール界において右に出る者なしとも噂される激旨ノンアルといえば、「アサヒドライゼロ」なのですが、その味わいたるや「金麦」に激似ですからね。
味わいや喉越しは、もはやお酒と錯覚するレベルにまで達しています。ノンアル=マズいという時代はとっくに終焉。コイツを簡単にマズいとは言わせない。
2.ノンアルビールなら海外産が美味い!
ノンアルビールのなかでも特に美味しいのが海外発のノンアル!
日本最強と呼び声の高いアサヒドライゼロが誇る自慢のビール激似の味わいですら、たどり着けるのは激似という領域まで。
激似という魅惑の味をもってしても、酔っている感は味わいがたいわけです。
お酒かと聞かれたら「違うかな……」と首を傾げる人もいるでしょう。
そんな人をも唸らせるのがビール大国ドイツをはじめ、世界で愛飲されているノンアルコール飲料たちです。
世界のノンアルビールは、日本のノンアルと製造方法が異なるのが大きな特徴。
ビールと同じ原材料を使用し、ビールと同じ工程を経て、アルコール分だけが除去される「脱アルコール製法」で作られています。
いわゆる脱アルコールビールと呼ばれているのが海外のノンアルビールです。これがまあ、日本のノンアルビールとは一線を画す美味さなんですよね。
とくにオススメなのが世界のビール大国ドイツが生み出したクラウスターラーです。
その味たるや、ひと口だけで喉を駆け抜けていく衝撃。
「これビールでしょッ!!アルコール入りでしょ!?」
と思わず声をあげる美味しさがそこにあります。
さすがビール大国を名乗るだけのことはあって、深い味わいとコクをはじめ、飲み心地はドイツビールそのもの!本当にアルコールが無いだけのビールという世界がそこに広がっています。
3.期待していた味と違う
ノンアルを飲んでいて、たまにあるのが「これ思ってた味と違うな」ということ。
缶のラベルからくるイメージなのか、実際に飲んでみると「んんん?」となることしばしばです。
なにもノンアルに限った話ではなく、お酒でも期待ハズレはよくある話ですが、とはいえお酒なら許容範囲というか、大きく外してくることって珍しいと思います。店員イチオシの日本酒やワインがあまりに変わった味をしている……なんてこともありますけどね。
とはいえ、ノンアルは思っていた味から途方もなく離れていることも少なくはないです。
例えば、ノンアル酎ハイのハイボールテイストは「これは、は、ハイボール……なのか?」と思わず固まってしまったり。
他にもビールテイストと名乗っているのでビールを期待して飲んでみると、カクテルのような味わいだったり……。
そして、やっぱりノンアル缶チューハイでは一歩を踏み外すことしばしば。
「もはやジュースとしか思えない……」というノンアルと出会うことも、まぁ、あります。
ノンアルビールの完成度の高さを経験してしまうと、この思っていた以上にジュースっぽい味わいがより強烈なガッカリ感を産むこともありです。
お酒が強い人からすれば、「チューハイは俺にとってジュース」みたいに飲んでしまう人もいるわけで、ジュースとお酒のちょうど間を突くようなノンアルカクテルやノンアル酎ハイは難しいのかなとも思ってみたりです。
どうしても発展途上を感じてしまうノンアルと出会うことは避けられずです。
4.ビールとカクテル以外のノンアルは予想以上にマズい
「ノンアルは意外と美味い!」そう言っておきながらですが……正直なところマズいノンアルもあります。
それも予想の遥か斜め上を、軽くぴょんッと飛び越していくマズさのやつらが……。
個人的にはノンアルビールとノンアルカクテル、ノンアル缶チューハイは美味しく飲めています。
ですが、「これは擁護のしようが……」と口をモゴモゴさせてしまうのが、ノンアル赤ワインとノンアル日本酒とノンアル焼酎です。あと、ノンアルウィスキーテイストも。ノンアルとして表現することに苦戦を強いられていると感じるのがこれらです。
そもそもワイン、日本酒、焼酎、ウィスキーは、まさにどれもが嗜好品で、味わいのバリエーションは広く好みは人それぞれで千差万別です。辛さだったり、年代だったり、飲み方だったり、こだわりを持つ人も多いかと思います。
ノンアルという世界はまだ歴史が浅いです。いわば全ての人の好みに応えるのはとても難しい状況。
とはいえ味わいは本家から非常に遠いところにあり。
アルコール有りと無しの間にはこれほどまでに深い、超え難き壁があろうとは……と驚くかぎり。まあ、マズいわけです。
ノンアル日本酒は飲むお酢のようで、ノンアル焼酎に関しては飲むイモです。
ちょっと納得はできないかな……悪いけどマズいと言わざるをえない。そんな感想を思わず抱いてしまう人も、きっと多いかなとは思います。
ノンアル白ワインは美味しく飲めたりするんですけどね。
5.体が冷える
禁酒やダイエットのためにビールを封印する。その代わり、ノンアルビールは何本でも飲んでもよいものとする。では、乾杯ッ!
といった調子でノンアルを飲もうと思っている方もいると思います。
ノンアルを飲んだ時の身体の冷えっぷりを甘くみないで欲しいと、末端冷え性を抱える私が声をあげておきたい。
思っている以上にノンアル一杯の破壊力はスゴイです。キンキンに冷えたノンアルビールは冬にはとくに効きます。寒いです。
アルコールを飲むと頬が赤くなって、身体がなんだかポカポカした感じになるのですが、ノンアルコールではなりません。
だって、アルコールありませんからね。アルコールが血液のめぐりをよくしてくれることもないわけです。
なので、「大好きなお酒をやめるのだ。せめてノンアルくらいリミッターを外しておきたい。なあに、少しづつ本数を減らせばいいだけさ」と意気込んでいても、意外にも一缶飲めば「もう、いいや」とほぼ満足します。
6.無添加でないノンアルもある
無添加?添加物?人工甘味料?えっと、なんだそれは?
という人だったり、
体に悪い影響はないんでしょ?なら気にせずでイイでしょ。
なんて具合に気にしない人には関係ないかもですが、ノンアルには香料だったり人工甘味料だったりが使用されていることがあります。
とくに入っていることが多いのが、アセスルファムk、スクラロースで、健康に訴えかけるカロリーゼロや糖質ゼロのノンアルに含まれていることが多いです。あと、トクホマークの付いたノンアルにも。
「甘さがあるのにカロリーゼロってどういうこと?」
そんな不思議を実現しているのが人工甘味料だったりして、ノンアルに限らずトクホのコーラだったり、ストロング系の酎ハイだったりにも使われています。もちろんですが、人体に悪い影響はないとされています。
とはいえ、人工の甘味料ということで、「健康的にどうなの?本当に無害なの?」と気にする人がいるのは当然のこと。
もちろんノンアル業界とて、その点は折り込み済みで、無添加で作られたノンアルもたくさん発売されています。
ただ、無添加にこだわると味の幅は狭くなり、選べるノンアルの本数が少なくはなります。人工甘味料を使わずして、お酒の味に近づけるのは、なかなか難しいご様子。
ちなみに、トクホマークの付いたノンアルは、なかなか人工的に作られた味わいを感じさせるパンチの効いた飲み心地なことが多いです。
ご興味あればこちらの記事もどうぞ
最も美味しいノンアルビールは?人工甘味料ゼロのノンアルランキング!
7.ノンアルだけでは痩せず健康にもならない
お酒をやめてノンアルにすれば痩せるのではないか?健康になるのではないか?
飲み過ぎだったり、メタボだったり、健康や体重を気にする人はそんな淡い夢をノンアルに抱くかもしれません。
ノンアル様どうか頼みます!もうお酒とは縁を切ります。毎日ノンアル飲みますので、どうか体重をお減らしくださいと。ついでに、横に乗っかった贅肉とビールっ腹も無くしてください。どうかお願いしますと。
ノンアルのパッケージにはゼロがとにかく並ぶことも多く、ダイエットや健康とセットでプッシュされていることも少なくはないです。
脂肪の吸収を抑え、内臓脂肪の燃焼をうながし、カロリーゼロに加えて糖質もゼロ!
となれば、もはや向かうところ敵なしで痩せて健康になるに違いない!
とシンプルに考えたくなるのはスゴク分かります。私もそうでしたから。
ですが、さすがにノンアル だけでは痩せません。というか、私は痩せませんでした。
太っている原因だったり、不健康な原因だったり、メタボな原因は人によって異なります。
もちろん全ての原因が毎日のお酒にあるならノンアルだけで痩せるかもしれません。
ビール缶はおにぎり一個分くらいのカロリーがあるので、毎晩たらふくビールを飲んでいるなら、ノンアルにするだけで多少は痩せていくでしょう。
でも、日々の食生活がめちゃくちゃだったり、規則正しい生活ができてなかったり、常に運動不足だったりすると、痩せるにも限界があります。
ノンアルを飲む習慣を作ることをモチベーションにする。ノンアルをきっかけに運動や筋トレをはじめて、生活習慣を見直すのはとても意味のあること。むしろこれぞノンアルとの良い付き合い方です。
くれぐれも「ノンアル飲んでりゃ大丈夫ッしょ」と過度な期待はしないようにご注意を。そもそも、カロリーありのノンアルもありますからね。
まとめ
最後に今回取り上げたイメージが変わるノンアル7つのポイントをまとめておきます。
1.意外とノンアルは美味い!
2.ノンアルビールなら海外産が美味い!
3.期待していた味と違う
4.ビールとカクテル以外のノンアルは予想以上にマズい
5.体が冷える
6.無添加でないノンアルもある
7.ノンアルだけでは痩せず健康にもならない
全てまとめると、「ノンアルは海外の脱アルコールビールが美味しいが体は冷える。想像した味と異なりマズいこともあれば無添加でないこともあり、ノンアル飲んでるだけで痩せて健康が手に入るわけではない」といったところですね。
いかがでしょうか?意外に感じる魅力などはありましたか?
それとも「こんなもんか……」でしたでしょうか?
少しでも、「なるほど!」と役立つ内容があれば幸いです。
では良いノンアルライフを!